日本における化粧品市場の変遷、化粧品の流行、さまざまなチャネルにおける化粧品販売の現場など、化粧品のマーケティングに関わるさまざまなトピックスがわかりやすくまとめられている。 純金よりもグラム単位で高価な化粧品が売れている現実。美白、ガングロがもたらした意外な所への影響、目力ブームを支えた鉛筆業界など、さまざまなテーマをユニークな切り口で紹介し、文章も簡潔にまとめられて読みやすくまとめられている。 同著者による「最前線 化粧品業界 知りたいことがスグわかる」(こう書房)と合わせれば、化粧品業界の成り立ちを簡単に一望することができる。 これから化粧品業界を目指す人、化粧品のマーケティングに携わったばかりの人におすすめの一冊。
化粧品業界の変遷、メイクの流行の変遷をおった本書は男の私としては非常に興味深く読む事が出来た。個人的には、戦時中にも化粧は禁止されなかった事実、美白は外国人への憧れから生まれたものではない、ということを驚きとともに知ることが出来た。また大手ブランドと通販ブランドの戦略の違い等興味深い記述が盛りだくさんであった。女性の化粧に対する思いを再確認しました。
戦後の化粧品の流行を駆け足で追いかけた本。とりたてて目新しいところは無い。しかし読みやすいので、タイトルの通り、化粧品メーカーなどに就職したい人は、予備知識として読んでおくといいだろう。
化粧品を使う身にとって、徹底糾弾ではない、ヨイショ持ち上げではない、この位の湯加減が何とも心地よい。「わかっちゃいるけど…」使いたいんだもの。「わかっちゃいるけど…」使わないなんていやなんだもの。そんな心理を著者自身が実感として包み込んでいるから、辛口な実態もパロディ的に楽しめる。特に、80年代初頭あたりから化粧に馴染み、1ブランドのめり込みではない化粧品ユーザーにとっては、「おもしろすぎ!」な切り口だ。